サカリューの日々の記録

日々の出来事や家庭内で起きたことを雑多に書いていくブログです

人の死に直面して

なんだか居ても立っても居られなくて、こんな時間ですけど筆をとっています。

 

既にご存じの方も多いでしょうが、女優・声優・歌手とマルチに活躍されていました「神田沙也加」さんが、主演舞台が行われる札幌市内のホテルから転落して亡くなりました。35歳という若さでした。

 

直接ご本人とお話はしたことがなく、ALICes というユニットで一緒に活動されている「黒崎真音」さんを通して知ることが多かったです。

 

それでも声優オタクである自分としては、SAOのユナや IDOLY PRIDEの長瀬麻奈で感じた抜群の演技力がとても印象的で、およそ推しと言えるほどではないですが、その活躍については俯瞰して見ていました。

そんな方の訃報を日曜の早朝に知り、言葉が出ませんでした。

 

本人が芸能という仕事に対して、どんな気持ちで向き合っていたのか。当事者しかわからないことですが(今後の警察等の調査で徐々に明らかになっていくかもですが)、一般人にはわからない、耐えられないほどの心労はあったのかな、と思います。

両親がどちらも芸能界のスターで、どこに行っても常にその二人と比べられるでしょうから、心休まる余裕はなかったのではないか、と。

 

 

そんななか、「私たちは双子なんじゃないか」と言っていた、相方の黒崎真音ちゃんとユニット”ALICes”を組み、お互いに信頼しあえる人を見つけたと、思っていました。

 

 

なのに、、、二人がこんな形で「お別れ」することになるなんて、いまだに信じられないです。

真音ちゃんが配信ライブのときに倒れて救急搬送された時も、その一部始終をマネージャーから聞き、しばらく立てなかったと言っていた沙也加さん。そこまで心配してくれたのは真音ちゃんもおそらく後から知っただろうし、

「今度はさやに何かあったら、私が支えになる」

とも思っていたのかもしれません。

 

でも、それは叶いませんでした。だから、彼女の心が折れてしまわないか、ものすごく心配でした。日付が明けて今日、真音ちゃんが公式アカウントでツイートしているのを確認しました。

最悪のパターンを考えて、悲しみに耐えきれず後を追ってしまうんじゃないかとも考えました。でも、彼女の口から「ALICesは解散しません」という言葉をもらい、ほっとしました。

 

真音ちゃんにとって相方の死を忘れることは絶対できないし、先のこともたくさん考えると思う。だけど、相方の遺志を継ごうとしているその姿勢は、とても前向きさを感じました。

とはいえ、気持ちの整理は全然ついてないだろうし、乗り越えられるまでかなりの時間を要するとは思います。

 

ファンである自分たちにできることは、過度に考えすぎず、でも推しが参ってたらそっと手を差し伸べる、くらいじゃないかと。

みんながみんな悲しんでても時は戻ってこないので、少しずつ、少しづつ、ポジティブな視点で物事を見るようにしていきたいですね。

 

 

最後になりましたが、

神田沙也加さん。ご冥福をお祈り申し上げます。